当クリニックで施行可能検査
「胃カメラ」と聞くと、つらくて、苦しい検査というイメージがありませんか?
当クリニックでは、鼻から楽で安全な胃内視鏡検査を行っています。
経鼻的胃内視鏡検査について
一般的に行われている口からの内視鏡検査では、のどの奥にある舌根にスコープが接触するため、咽頭反射 (異物を吐き出そうとする防御反射) が起きて吐き気を催すことが多くつらく感じます。
これに対して鼻から行う内視鏡検査では、スコープが舌根部に触れることなく消化器に到達するため、吐き気をほとんど感じることなく検査を受けられます。スコープは従来の半分、5.9mmの細さです。鼻に適したしなやかさで無理なく挿入でき、鼻腔内には麻酔剤を塗布するため鼻の痛みもほとんどありません。また、検査中は医師と会話することができるため、モニターに映し出される自分の胃の映像を見て質問をしたり、気分が悪くなったらそれを伝えることができます。
必要があれば生検 (組織を一部採取し顕微鏡検査にまわすこと) も可能です。
【経鼻挿入法の利点】
1)舌の根元を刺激しないので、オエーとなる嘔吐反射がほとんどない。
2)検査中に医師と会話ができる。
3)検査後、すぐに日常の生活に戻れる。
【経鼻挿入法の欠点】
1)鼻の奥が狭い人は無理な場合がある。
2)まれであるが、検査中や検査後に鼻血が出ることがある。
3)鼻アレルギーが強い人は、くしゃみや鼻水が出やすい。
4)鼻の麻酔がやや苦しい。
今までの胃カメラで大変苦しい思いをした方は、ぜひこの方法を試してください。


胃の中は強力な酸性のため、食物とともに口から入った雑菌は、全て胃で死滅する、胃の中は無菌であると信じられてきました。慢性胃炎も細菌感染ではなく、 胃酸過多が原因と考えられてきました。しかし、1983年に「ピロリ菌」が発見されて以来、胃炎や胃潰瘍など様々な病気との関係が明らかになっています。
そのため、慢性的に胃の調子が悪い方はピロリ菌感染の有無を調べておく必要があります。
検査の方法は
・胃カメラで胃粘膜を採り調べる検査
・胃カメラ不要=呼気検査・血液抗体検査
があります。
呼気検査(尿素呼気試験法)

ピロリ菌に感染していると、胃の中の尿素はピロリ菌が分泌する酵素により、アンモニアと二酸化炭素に分解されます。この二酸化炭素は吐く息(呼気)の中に含まれますので、これを利用してピロリ菌の有無を調べる検査です。
まず、特殊な尿素の成分を含んだ検査薬を飲んで、飲む前と飲んでから約20分後の呼気をとります。
成分を調べて呼気中に特殊な二酸化炭素が含まれていれば、尿素が分解された=ピロリ菌に感染しているということになります。結果は2〜3日で出ます。
血液抗体検査

採血した血液中のピロリ菌に対する抗体を調べることでピロリ菌の感染を調べます。
粘膜培養検査
胃内視鏡検査で、胃の粘膜を採取してピロリ菌の発育環境下で5〜7日培養して判定します。
心臓の動きを電気的な波形に現して記録し、心臓の状況を把握します。両手首、両足首、胸に電極のシールを貼って検査します。
ホルター心電図
診察にみえた時、動悸・息切れ・胸痛等の症状が消失して院内での心電図検査だけでは診断が難しい時、日常生活中の長い時間(1日24時間)心電図を記録して解析観察する検査です。


超音波(エコー)検査は、人の耳に聞こえない程の高い周波数の音波を手のひらサイズの機械から体内に送り、その反射波から臓器の大きさや形状などを調べる検査です。
肝臓・胆道・膵臓・腎臓といったお腹の中の臓器全般から、心臓や血管・乳腺・甲状腺など、肺や気体のある部分と骨の奥以外の検査をすることができます。
超音波検査は音を利用した検査ですので、放射線による被ばくなどはなく体に影響はありません。妊婦さんの定期検診(お腹の中の赤ちゃん)に用いられるように、繰り返し検査を行っても支障ありません。

頸動脈超音波検査

動脈硬化(動脈が硬くなること)の進行度・動脈のつまり具合・プラーク(血管壁に見られるかたまり)の有無等がわかります。動脈が硬くなると血管の内側がもろくなり、プラークができ、血管の中がせまくなったり、プラークが剥がれて細い血管を詰まらせたりします。
糖尿病・脂質異常・心臓病・高血圧・肥満などを代表とする生活習慣病をお持ちの方にお勧めします。
腹部の臓器(肝臓・胆のう・脾臓・膵臓・腎臓・膀胱・子宮など)の状態を調べます。
がん・ポリープ・結石・炎症等の病気が発見できます。

甲状腺超音波検査
甲状腺の大きさ・形状の異常がわかります。
前頸部が腫れている方・血液検査で甲状腺機能異常を指摘された方などにお勧めします。

心臓超音波検査
心臓の形態や機能・壁の厚さ・動き方がわかります。
高血圧・不整脈・心電図異常・胸痛・心雑音・足のむくみ等の症状の方にお勧めします。

骨に含まれるカルシウムの量(骨量)を調べる検査です。左手のX線撮影を行い検査します。骨量が低下すると骨粗鬆症が疑われます。
知的機能や認知機能の状況をチェックするための検査です。患者さんに負担がかからないように、短時間で無理なく行います。
代表的な検査方法としては、年齢、今日の日付、計算(引き算)、野菜の名前などの質問の回答を採点し、認知症の早期発見、認知症の症状の進行程度などを調べます。
必要に応じて頭部精密検査の手配や認知症専門科を紹介いたします。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
寝ている間に生じる無呼吸は、起きているときの私たちの活動に対して、気付かないうちに様々な影響を及ぼします。
特にこの病気が深刻なのは、日常生活に様々なリスクが生じる可能性があることです。
当クリニックではテイジンと提携することで、ご自宅に送られてくる簡単な機器で検査ができます。
また必要に応じて精密検査の手配や紹介も致します。その後の治療もご自宅で可能です。治療状況の説明、把握も当院でできます。
検査と治療には健康保険が適用されますので、昼間の眠気や、いびきなどが気になったり、不安のある方はお気軽にご相談ください。
視力・簡易聴力検査・色覚検査・各種血液検査・各種抗体検査なども行っております。
ただし検査料金と別途で診察・判断料3850円が発生いたします。
検査内容 | 検査料金(税込) |
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HBs抗原 | ¥1,320 |
HBs抗体 | ¥1,320 |
HBs抗体(CLIA) | ¥1,870 |
HCV抗体 | ¥1,320 |
HIV検査 | ¥6,600 |
検査内容 |
検査料金(税込) |
---|---|
風疹抗体 | ¥3,300 |
麻疹抗体 | ¥3,300 |
水痘抗体 | ¥3,300 |
おたふく抗体 | ¥3,300 |